秋口に多い症状

投稿日時: 2017年9月30日投稿者: shinbashishiodome

皆さん、突然ですが、毎年秋口に特に多い症状があるのをご存知ですか？？

答えは「ぎっくり腰」や「寝違え」です。

最近、新橋汐留治療院にもそのような方が多く来院されています。

「そんなの偶然でしょ？？」と思っている方、実はそうではなく、ちゃんとしっかりとした背景があるのですよ。

この時期は疲労(お仕事やスポーツ)や冷えで体力、免疫力が落ちているところに、大きな寒暖の差や気候の変化が加わり、身体を支えることができなくなります。

すると私たちの身体は予めあちこちに力を入れてガチガチにし、倒れないように構えるようになります。
これは本能的に(勝手に)おこなわれているので自分では気付かないことが多いですが、身体が丸まっていたり、ため息を増えたり、肩を落としていたり傍からみれば一目瞭然なことも多々あります。

そんな時にくしゃみをしたり、ふいに物を拾おうとしたり、顔を洗おうと屈んだり･･･。

普段なら簡単にできるはずの、ほんのちょっとのことで腰や頚を痛めてしまうのです。

今年は夏から秋の気候がめちゃくちゃでしたよね？
梅雨入りしたと思ったら急に暑くなり、梅雨明けしたと思ったら雨の日が続き、8月は20日連続で雨(40年ぶり)になったり…

(とある患者さんとの会話で思い出しましたが、今年は冬が寒くありませんでしたよね？)

また9月初旬には太陽での爆発(フレア)もあり、その影響で各地で大きな地震が多発するなど、これほどに気候や環境に変化があれば、例年以上に私たちの身体が付いて行けなかったり、異変を感じたりしても不思議ではありません。

農作物でも、豊作になるには「夏が暑くないと」とか「冬が寒くないと」と言われるように、暑さ寒さの好みはさておき、私たちの身体も四季があって、近いところでは、梅雨～真夏～秋と順番で来るのことに対応するように出来ているので、今年のような気候ではとてもじゃありませんが上手く合わせられないませんよね。

新橋汐留治療院では、鍼灸治療、カイロプラクティック・整体、マッサージ、フットケアなどで、治療および予防をおこなうことができますので、早めにご来院をお勧めいたします。

もうしばらくこのような不安定な気候が続くことも充分に考えられますので、少しでも不安を感じるようでしたら、強い痛みが出たり、体調を崩したりする前にご相談ください。

新橋汐留治療院

TEL：03-6228-5855

http://www.shinbashishiodome.com/

平　日：10：00～22：00
土　曜：10：00～20：00
日・祝：　　休　診

東洋医学と西洋医学の違いとは

投稿日時: 2017年9月21日投稿者: shinbashishiodome

返信

9月に入り急に涼しい日が続くようになり、そんななか三連休には大型台風が上陸しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年この時期になると、寒暖の差が激しくなることによる突然の寝違いやぎっくり腰などで来院される患者様が当院でも増える時期になります。皆様もお身体ご自愛ください。

先日読んでいた本の一節に宇宙全体をはるか遠くから観察した形と脳の神経細胞の形が酷似しているという記述がありました

このマクロとミクロは突き詰めていくと似ている答えにたどり着くという不思議な事実が東洋医学と西洋医学の関係に似ているので、今日は東洋医学と西洋医学の違いについてお話ししていこうと思います

東洋医学というとなにか不思議なイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、西洋医学と同じように病気に対して発生した原因、またそれがどのように発展して行くのかといったルールがあります。

ただ西洋医学は肉体を細かくパーツ分けをして、その各パーツごとの働きに異常がないかを細かく診断、治療していくことに対し、東洋医学では肉体全体に重点を置いて診断を行い、バランスをとることで治療して行きます。
そして数千年前からの文献で残されている様々なチェック項目から身体の内外からのバランスを取る方法を、統計学を用いて洗練されたものが今の東洋医学の基礎になります