どんどんと寒くなり、師走へと突入いたしましたが皆さんお身体の調子はいかがですか
ここ何日か「なぜだかものすごく体がだるい」とのご相談が多くなってきています。
そこで、身体の倦怠感を引き起こす原因の一つになる【肝臓】についてご紹介いたします
~肝臓は何をしている?~
肝臓にはたくさんの酵素があり、それぞれの働きで【栄養の代謝と貯蔵】【解毒】【排出】など様々な役割を担っています
腸から吸収された栄養素を肝臓が貯蔵し体がエネルギーとして使えるもの(グリコーゲン)にし、必要に応じて全身に巡らせていくのです
また、みなさんご存知アルコールの分解の他に体にとって有害なもの⇒無害なものに変え、排出するという大事な働きもあります
食べ物を摂取することで体の中で生成されるアンモニアもとても有害なものです
これも肝臓が尿素に変えておしっことして体外に排出できるようにしてくれています
アンモニアは人体にとって有害な物質で、肝硬変などで肝機能が低下すると、血液中のアンモニア含有量が増えて脳が障害され、肝性脳症(かんせいのうしょう)といわれる意識障害をおこします
アンモニアによる症状の他にも皮膚や粘膜が黄色くなる【黄疸】や、全身の倦怠感を引き起こすような肝機能の低下も存在します。
いずれにしても肝機能が著しく低下した場合の症状で、通常肝臓は沈黙の臓器ともいわれ簡単には症状が出ることはありません。
症状が出る=病状の進行を表します
こういった症状以外にも内臓の負担がかかりやすいこの時期には、不調による身体の歪みや筋肉の過緊張など身体の不調も起こりやすくなります
無理をしたなと思ったら早めの治療をお勧めいたします
また、当院では消化の働きを助ける酵素の取り扱いもございます。
気になる方はスタッフまで
新橋汐留治療院
TEL 03-6228-5855
http://www.shinbashishiodome.com/