肋間神経痛
肋間神経痛とは
肋間神経とは肋骨に沿っている神経で、胸部を動かす運動神経や皮膚感覚を司る知覚神経が含まれています。
運動神経は肋骨の動き以外に背中や腹筋の動きにも関与します。これらの神経が何らかの原因で障害されて引き起こしてしまう症状です。胸椎4番から9番が好発部位とされ、脇腹辺りに症状が出やすくなります。
肋間神経痛の原因
外傷、生活習慣、ウィルスなど原因は様々
原因は様々ですが、外傷、生活習慣、骨や筋肉が神経を圧迫することにより起こりやすくなります。
またはウィルスによる影響があげられます。口や陰部に発症する単純ヘルペス、肋間には水痘、帯状疱疹のウィルスが関与します。
肋間神経痛の症状
短時間で瞬発的なものが多く、片側に起こるのが特徴
肋間神経が走行している背中から肋骨に沿って痛みが広がります。動作時に痛みが増し、呼吸がしづらくなる症状もあらわれます。
短時間で瞬発的なものが多く、片側に起こるのが特徴です。ウィルス感染の場合は発赤といい患部が赤くなり始め、水庖という水ぶくれができます。
肋間神経痛の鍼灸治療
電気を流して筋肉や神経に刺激
痛みの緩和を目的として当院では主に鍼灸治療を行います。痛みが出ている周囲をラインに沿って鍼を入れていきます。
鍼を打つ場所は背骨の横、脇の下のライン上、お腹側の肋骨の内側で、電気を流して筋肉や神経に刺激を入れていきます。
よく使用するツボの紹介
膻中 | 身体の正中線上で乳頭の高さにあります。 |
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巨闕 | みぞおちの下にあります。 |
期門 | 第九肋骨の高さで乳頭のラインにあります。 |
膈兪 | 肩甲骨の下角(肩甲骨の先端)のラインにあります。 |
肝兪 | 膈兪から骨2本分下にあります。 |
日月 | 期門のすぐ下に取ります。 |
淵液 | 脇の中央部分に取ります。 |
※ 痛みが出てる箇所によって刺鍼の場所は人により異なります。
新橋汐留治療院の鍼灸治療
- 新橋汐留治療院の鍼治療は全身に鍼を打つことによりまず、全身の循環機能及び代謝機能を高め、免疫力を向上させます。
- また、肩こり・腰痛などは局所だけが原因とは限らず冷えや内臓の不調、疲れやストレスといったものも要因に挙げられます。そのため、手足にある内臓に関係するツボや自律神経を調整するツボを使うことが大切になります。
- その上で局所にアプローチすることでよりよい効果が期待できるのです。
当院独自のオーダーメイド治療
当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身治療を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な治療法を相談しながらご提案していきます。