鍼灸院について
鍼灸治療の作用について
鍼灸治療には
- 生体機能調整作用
- 血行促進作用
- 免疫力の活性化作用
があります。
これらは「痛み」に対してのみならず風邪、胃腸の不調、冷え性、自律神経失調、精神的疾患、婦人科疾患にも有効であることを示しています。
生体機能調整作用
- 痛みや痙攣
- 鎮静作用によって痛みや痙攣を緩和させる
- 痺れや運動麻痺
- 神経や臓器機能の正常化を促す
血行促進作用
- 肩こりや筋肉痛
- 血管拡張により血液循環を改善させる
- 関節炎
- 炎症部に集まる血液を移動させ、炎症を鎮める
免疫力の活性化作用
白血球などの免疫細胞を活性化させ、身体全体の自然治癒力や免疫力を高める
このように広範囲にわたって身体に様々な影響を与えます。
また東洋医学的には病気は身体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治る、という考え方をしています。
その為臓腑や気血などのバランスを身体にあるツボを使って整えていくことで症状の改善を図っていきます。
鍼灸治療は、人が本来持っている自然治癒力を高めることで、身体のバランスを整えて機能の回復を図る治療法です。
よくあるご質問
- 鍼は痛いですか?
- 一般に使用している鍼は髪の毛程に細く、刺されてもほとんど痛みを感じません。
- 衛生面は大丈夫ですか?
- 使い捨て鍼、又は個人専用鍼で高圧蒸気滅菌もしていますので全く安全です。
- 鍼は深く刺しますか?
- 体質や病状や部位によって刺す深さは違います。
経絡(気血の流れ)調整ではほんの数ミリ刺すだけですし、接触針といって、刺さない方法もあります。 - 血は出ますか?
- 鍼を抜いた時に少量の出血があることが稀にありますが、循環の悪い時にみられる瘀血(おけつ)というもので、出血し続けるということはありません。
また、ワルファリンなど血液抗凝固剤を飲まれている方は事前にお申し付け下さい。 - 鍼の痕は残りますか?
- 鍼の痕は残りませんが、場所によっては内出血しやすい所もあります。内出血は1~2週間で治まります。
- 何本ほど刺すのですか?
- 数本の人もいれば十数本の人もいるという具合に、体質や症状によって違ってきます。
- 鍼は刺したままですか
- すぐ抜くこともあれば少し刺したままで置いておくこともあります。
- すぐお風呂に入ってもいいのですか?
- あまり身体を活動的にさせますと、鍼の効果が薄れるので、すぐには入浴しない方が良いでしょう。
- 鍼治療の後にお酒を飲んでも大丈夫ですか?
- 治療前の飲酒は避けて下さい。
運動、食事は30分ぐらい前に済ませてください。治療後は30分から1時間は安静をお勧めします。
その後の運動、お風呂、アルコールも大丈夫ですが、疲れやすい方、痛みが強い方はアルコール、お風呂、運動など、急激に血流量が上がると痛みを誘発することがありますので、避けてください。 - 子供でも鍼治療は受けられますか?
- 赤ちゃんから鍼治療は出来ます。皮膚に刺さない小児鍼もあります。
幼児でも、体質改善を目的に治療をされていた患者さんは沢山おります。
難病治療はこちらへ
私は中国人医師の元で多数臨床経験を積み、銀座で有名でした劉鍼灸院の院長、江原病院鍼灸室長を経て、こちらで治療させていただいております。
元治療院では朝日、毎日、読売、産経等の有力紙に紹介されましたので、日本各地から来院される皆様に大変好評をいただきました。
現に今も遠方より来院くださる方が多数いらっしゃいます。
私は慢性疾患、難病治療の臨床と研究に励み、特に網膜色素変性症・パーキンソン(PD)・脊髄小脳変性症(SCD)・筋萎縮性側索硬化症(ALS)・多発性硬化症(MS)について深く研究し、実力を養いました。皆様の慢性疾患・難病克服のために鍼治療をお役立ていただくのが私の念願です。