テニスによるスポーツ外傷
特徴
近年の錦織圭選手の活躍もあり、未経験でも新たに挑戦する人が増えている人気のスポーツです。いざ本格的にプレーをするとかなりの体力を要求され、コート内での急激なダッシュ&ストップ、継続的にボールを打ち返す上半身のねじれ運動など瞬発力や持久力の両方を必要とします。
体への負担は足首など下半身に多く、疲労が蓄積して筋肉が硬くなると肉離れなどの怪我を起こしやすいので注意が必要です。
怪我
テニス肘(外側上顆炎)
ストロークを繰り返し行ったことで肘が痛くなる障害で、バックハンドストロークで肘の外側を痛めるバックハンドテニス肘と、フォアハンドストロークで肘の内側を痛めるフォアハンドテニス肘があります。
どちらもボールがラケットに当たる時の衝撃が、肘に繰り返し伝わすことによって小さな筋、腱損傷が発生すると考えられています。
テニス肩(肩腱板炎)
サーブ、フォアハンド、バックハンドショット等で筋肉に持続的な負担がかかり、気が付いた時には肩が上がりにくくなっている症状です。
放置をしておくと肩の可動域が下がってしまう事もあるので、早めの治療が必要です。
テニスレッグ(腓腹筋内側頭肉離れ)
テニスレッグと言われるくらいテニス中に多い怪我の一つです。
走る、跳ぶ、ステップを踏むなどの瞬発的な動作の際にふくらはぎの筋肉が強く伸ばされることで怪我を引き起こします。
当院独自のオーダーメイド治療
当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身治療を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な治療法を相談しながらご提案していきます。