サッカーによるスポーツ外傷
特徴
サッカーは球技の中でも相手との接触が多く、競り合いや転倒が原因で怪我をする人が大勢います。また、ボールを蹴る、ジャンプ、走るという動作が基本となるため、足や膝まわりに負担を受けやすく、怪我もその辺りを中心によくみられます。
怪我
大腿部、ふくらはぎの肉離れ
急激な筋肉への負担がかかり起こされる怪我です。中でもハムストリング(太もも裏)に多く、疲労で身体が硬くなっている状態で頻発します。
症状によっては患部に断裂痕・皮下出血がみられます。また、一度肉離れを起こすと、以前怪我をした場所を中心に再発しやすくなるので注意が必要です。
膝内側側副靭帯・内側半月板損傷
走り出す際に膝が内側に入るクセ(ニーイン・トゥーアウト)があると、内側に過度な力がかかり靭帯・半月板損傷が起こりやすいと言われています。重い症状になると前十字靱帯の断裂を伴うこともあり、3つの障害を同時に起こすと多くは手術の対象となります。
足関節捻挫
方向転換時の転倒やバランスを崩したままでの着地によって起こります。筋疲労による反応スピードの低下により体勢を崩した際立て直せずに足関節が内反し、足関節の外側の靭帯の損傷・断裂が起こります。「ただの捻挫」として軽視されることがありますが、しっかりと治療をしないと足関節の不安定さを生み、将来的なスポーツパフォーマンスの低下・違和感の原因になります。
当院独自のオーダーメイド治療
当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身治療を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な治療法を相談しながらご提案していきます。