9月に入り急に涼しい日が続くようになり、そんななか三連休には大型台風が上陸しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年この時期になると、寒暖の差が激しくなることによる突然の寝違いやぎっくり腰などで来院される患者様が当院でも増える時期になります。皆様もお身体ご自愛ください。
 
先日読んでいた本の一節に宇宙全体をはるか遠くから観察した形と脳の神経細胞の形が酷似しているという記述がありました

このマクロとミクロは突き詰めていくと似ている答えにたどり着くという不思議な事実が東洋医学と西洋医学の関係に似ているので、今日は東洋医学と西洋医学の違いについてお話ししていこうと思います

東洋医学というとなにか不思議なイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、西洋医学と同じように病気に対して発生した原因、またそれがどのように発展して行くのかといったルールがあります。

 ただ西洋医学は肉体を細かくパーツ分けをして、その各パーツごとの働きに異常がないかを細かく診断、治療していくことに対し、東洋医学では肉体全体に重点を置いて診断を行い、バランスをとることで治療して行きます。
そして数千年前からの文献で残されている様々なチェック項目から身体の内外からのバランスを取る方法を、統計学を用いて洗練されたものが今の東洋医学の基礎になります

このように全体からマクロ的に見る東洋医学と各部位をミクロ的に見る西洋医学ですが、導く方法は違っても同じゴールを目指しています。その為、片側では見えなかったことが反対サイドの視点から考えることで治療効果が高まることが実際多くみられます。

ただし古い文献はやはり漢文で書かれているため、学生時代にサボっていた漢文の勉強を今更ながらすることになるという苦しみも・・・
これは因果応報ですね

新橋汐留治療院ではグループ院と協力して毎月勉強会を開催し、常に最新鋭の治療と古典の勉強を行い個々のレベルを高めています。
身体のことでお困りの際はいつでもご相談下さい

新橋汐留治療院

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※9月23日は祝日ですが開院いたします。(10：00～20：00)